病院で亡くなる方が多くなったいま、患者さまにとって病院は「終の棲家」となる場合が増えました。お世話した患者さまが亡くなることはつらく悲しいことですが、患者さまの人生を有終の美で飾るお手伝いをするために、亡くなったときこそPSの応対が必要となります。以下、亡くなった患者さまへのケアやご家族への応対を記述しました。儀式の意味合いが強い部分に関しては、ここでは仏式に準じました。院内では神式、キリスト教式などいくつかの宗教に則ったマニュアルを準備しておいたほうがよいと思います。医師の死亡宣告後、ケアに入る前に、まずはご家族に「精一杯お世話させていただきましたが、力及ばすたいへん残念でございます」などお悔やみの言葉を述べましょう。IS師とは別にお悔やみの言葉を述べ、責任をもって最後のケアを行うことは、看護師として専門職としてのプライドを問われる場面です。そして、遺体を整えるなどの一連のケアを始める前に、まずご家族や親しい方が患者さまとのお別れの時間を十分にとれるよう配慮してください。
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