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フィンランドの『ムーミン谷』

昔アニメで放映されていたムーミンは、今またちょっとしたブームとなっていて、縫いぐるみやキャラクターグッズが若いコたちにも人気だという。このムーミン、日本生まれのキャラクターだと思っている人も多いかもしれないが、もともとはフィンランドの作家トーヴェ・ヤンソン女史が、フィンランドに古くから伝わる妖精を題材にして書いた物語なのである。フィンランドの首都ヘルシンキから急行で二時間ほどのところにあるトゥルクからさらにバスで二十分ほど揺られると、ナーンタリという町に着く。ここにムーミンのテーマパーク、「ムーミンワールド」がある。あのとんがり屋根の家や、にょろにょろの森がアニメの雰囲気そのままにあり、家の中に入れば北欧風の落ち着いたダイニングルームに、お父さんの書斎、ムーミンの部屋や地下のジャム倉庫まである。橋のたもとではちょっと若めのスナフキンが釣り糸を垂れていて、ヘムレンさんは林の中で虫捕りに夢中。テント張りの劇場の中ではムーミン一家とノンノン、ミイ、スニフが歌やお芝居で迎えてくれるし、海岸に行けばムーミンパパの舟だってちゃんとある。もちろん世界一の品ぞろえを誇るムーミングッズを売るお店も。派手な遊戯施設はないが豊かな緑と自然に囲まれてのんびりとした雰囲気である。六月半ばから八月半ばの二ヵ月間という、冬眠するムーミン谷そのままの短い夏の間だけのムーミンワールドだが、童心に返って楽しめる夢の世界だ。

パスポートの「意味」

「パスポート」は、それを持っている人が自国の国民であることを政府が外国に証明し、旅先で安全に旅行できるよう保護と助けを相手国政府に要請するという、大変重要な役割を持つ。つまり旅行中は命の次に大事なものと言っても過言ではないのだ。これほど重要な意味を持つパスポートなのに、その大切さに気づかぬ日本人も多い。パスポートをなくしたら再発行すればいいという人もいるが、盗難後悪用されると本人の名がブラックリストに載る場合もある。その場合には、海外に出た時、相手国から入国を拒否されることもあり得るのだ。よく添乗員などにパスポートを預ける人がいるが、日本で自分の免許証や保険証を人に渡すだろうか。やはり自分で責任を持って管理し、他の貴重品類と分けて、ホテルの客室内にあるセーフティボックスなどに入れておくほうがいい。また、旅先でパスポートが必要なのは、パスポート番号や発行地を記入したりする時ぐらいだから、前もってそれだけ手帳にメモしておくか、コピーでその部分をとっておくといい。そうしてなるべく、パスポートを人前に出さない工夫をすることだ。

秀吉の四国征服後に讃岐の国主に

秀吉の四国征服後に讃岐の国主になったのは生駒親正で、黒田如水らの意見を聞いてここに築城した。海に浮かぶ水城で、JR高松の横に三層の着見櫓や石垣が残る。また、市内南部の紫雲山の麓には藩主の別邸だった栗林公園があり、いわゆる日本三名園と並ぶものとして観光の中心になっている。屋島は源平合戦の古戦場。東讃の中心が高松なら西讃は丸亀である。高松城を築いた生駒親正は、県西部の拠点として丸亀城も築城した。城下から山頂まで六〇メートルもの急勾配の石垣が螺旋状に繋がり、その高さは日本最高である。小さな天守閣が残り、JR予讃線の車窓からもよく見える。善通寺は弘法大使空海の生誕の地であり、かつては師団が置かれていた。讃岐には空海の伝説が多く残っているが、日本最大の溜池といわれる満濃池も空海が修築を指導したといわれている。雨が少ないこの地方では、溜池が多いが、なかには、ゴルフの練習所になっているものもあって、ちょっと軽めのボールでの打ちっ放しが楽しまれている。


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